【C#入門】超初心者向け!C#の基本とデバッグの使い方

こんにちは、カバゴトです!今回は、C#の基本とデバッグの使い方について超初心者向けに解説していきたいと思います!

目次

C#とUnity

Unityは、2Dから3Dまで幅広いゲームを開発できるゲームエンジンです。マウス操作による直感的なインターフェースが用意されており、初心者でも簡単にゲーム制作に取り組むことができます
Unityで主に使用されるプログラミング言語はC#です。C#はMicrosoftが開発した言語で、構文が比較的わかりやすく、初心者にも学びやすいのが特徴です。UnityではこのC#を使って、ゲームオブジェクトの操作やアニメーション、サウンド、物理演算などを自在に制御できます

C#スクリプト作成

前提として、VisualStudioとUnityをインストールしているものとしての解説となります。
まだ、VisualStudioとUnityをインストールしていない方は下の記事を参考にしてみてください!

スクリプトを作成するためには、「Assets」→「Create」→「C#Script」でスクリプトを作成します。

できたスクリプトをダブルクリックすることで「VisualStudio」を起動します。

この画面になればOKです!

C#初期コードの解説

初期のコードはこのようになっていると思います。①~④に分類して解説していきます!

①最初の部分

この部分では、Unityに「このスクリプトが使う機能」を書いています。

・using System.Collections;とusing System.Collections.Generic;
リストやデータの集まりを扱うための「機能」を使えるようにする命令です
・using System.Collections;
Unityの機能(たとえば3Dモデルやカメラの操作)を使えるようにするための命令です

この部分は特に編集しないので、Unityを使えるように先に宣言しているものとして考えてください

②public class program : MonoBehaviour

この部分は、「Unityで使うクラス」が書かれています。

public: このスクリプトを他のスクリプトやUnityエディタから「見える」ようにするキーワード

class:クラス(設計図)を作るためのキーワード

program:クラスの名前(自分で決められる)

MonoBehaviour:このクラスがUnityにおける「ゲームオブジェクト」にアタッチできるようにする

イメージとしては、

こんな感じです。publicは、

public」を使うことで、Unity上で値の変更などができます!

③コメント

//」を付けることでコメントになります!何を書いてもプログラムは変わりません。ただのコメントになります。

④void Startと void Update

この部分は、「Unityの基本的な関数」で、ゲームオブジェクトの動作をコントロールするためのものです。

void Start

void Startは、シーンが開始されてから最初に1回だけ実行されるメソッドです。主に初期設定を行うときに使います。
例えば、

void Start() {
    Debug.Log("ゲームが開始されました!");
}

このコードでは、シーンが始まった時に「ゲームが開始されました!」とメッセージが出てきます。

void Update

void Updateは、通常1秒間に60回(フレームレートが60fpsの場合)実行されるメゾットです。プレイヤーの入力処理や、アニメーション、物理演算の制御など、常に更新する必要がある処理を行います。
例えば、

void Update() {
    transform.Translate(0, 0, 0.1f);
}

このコードでは、毎フレームごとにオブジェクトを前方向に少しずつ動かします。

デバッグ

デバッグとは?

デバッグは、プログラムの中で「うまく動いているか」「どこか間違っているか」をチェックすることです。
ゲームを作るとき、このボタンを押したら動くはずなのに、動かない!みたいな問題が出てきたらデバッグを使います。

Debug.Log

では、実際に書いてみます。

先ほどのコードのvoid Startの中に、Debug.Log(“ゲーム開始”);を書きます。書いたら、ctrl+sで保存しましょう!

Unityで実行してみると、このようなメッセージが出てきます。これがデバッグです。

デバッグの使い方

例えばこのようなコードを書き、実行すると、

スペースキーを押しても、デバックメッセージが1つしか出ません。これは、「score += 10」を「score =+ 10」と間違えて書いているからです。ほかのデバッグが表示されていないことから、ここが間違っていたとわかります。では、訂正して再度実行してみます。

スペースを押すと、スコアのデバッグメッセージが出るようになりました。

終わりに

最後まで読んでくださりありがとうございます!今回は、C#の基本とデバッグの使い方について解説しました。もし、うまくいない場合や意見等あればコメントの方をよろしくお願いします!

この記事が参考になれば幸いです。また、次回のブログでお会いしましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次